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ニューヨークで最も幅の狭い家

お洒落な若い世代に人気のある事で知られる、グリニッチビレッジ地区で、「ニューヨークでもっとも幅の狭い家=ニューヨークシティズ・スキニエストハウス」というあだなのタウンハウスが、今年5月より、マーケットで売りに出されています。
この家は9.5フィートx42フィート(2.85mx12.6m)の3階建て、2ベッドルーム2バスルームの間取りで、総床面積999SQF(93㎡)、1873年に家と家の間の狭い路地のスペースを利用して、建てられた、古い建物です。 このとても幅のせまい家の看板には詩人のエドナ・セントビンセント・ミレイや人類学者のマーガレット・ミードも一時期住んでいた事があると書かれています。
この家の室内サイズは、米国内で最も部屋が狭く家賃が高い事で有名なニューヨーク市のアパートの標準と比較してもさらに小さい、8.5フィートx42フィート(約2.55mx12.6m)が、各フロアのサイズで、賢いスペースの使い方をしないと、家具の配置が難しいと言われています。クイーンサイズ・キングサイズ(二人用)のベッドの長さが2.03mですから、足元には約50cmのスペースが残るので、住宅事情の厳しい日本育ちで6帖サイズ(2.7mx3.6m)の部屋に慣れている私には、「十分な広さじゃないかな」という感覚ですが、身長190cmの男性が「うーん!」と伸びをしたら、足と手の先が壁についてしまう感覚ですから、やはり、少々使いにくいかもしれません。
不動産広告には 1階:キッチン、ダイニングルーム、客間 2階:リビングルーム2室 3階:マスターベッドルーム キッチンの床にある跳ね上げドアから入れるベースメント付 フロントとバックにある大きな窓・天窓からの採光があり、小さな裏庭付、採光感と空間の感じられる魅力的な空間 と、出されています。
2009年8月には2.7ミリオンで売りに出され、2.1ミリオン(日本円で約1億6890万円)で実際取引があったこの「ニューヨークでもっとも幅の狭い家」の今年の価格はおいくらなのでしょう?・・・答えは4.3ミリオン(日本円で約3億4千万円!)この不景気の中、3年前の2倍とは強気な価格です。
「幅が狭い事」で一躍有名になったこの家、デメリットを個性という魅力、強みにして、値打ちを上げているのですからすごいですよね。2011年後半、私も弱みを強みにして、がんばらせていただきます。

住友不動…